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【お太鼓】の【帯山】をキレイにするコツ 〜てんこさんとのレッスンで〜2009.04.30 Thursday
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今日は午前中の1時間、てんこさんが着付けレッスンに来て下さいました今回は名古屋帯の集中レッスンをご希望されていらっしゃいましたので、
・洋服のまま、名古屋帯の結び方×4
・帯締めの結び方×4
・帯あげの結び方×1
とさせて頂きました
前回のレッスンの時にお伝えさせて頂いた、【帯枕】のコツ2つ(こちらの記事です☆)もしっかりと押さえておられ、かなり手際良く練習をされました!
3回目の練習の時に、【帯山】の右の方がやや下がり気味になっておられ、背中にぴったりとフィットしていないような感じでした。そこで、
・二本目の仮紐で【タレ】の折り返し部分を平らに整えた後、【帯枕】を持ち上げる時には、ずずずっと引きずり上げるようにして頂くこと
(二本目の仮紐は、こちらのsugarさんとのレッスンの画像でご紹介しています☆)
をお伝えさせて頂きました
こうすることで、【帯枕】の下部分(=胴の巻きの真後ろ部分)に余分なダブつきがなくなり、【手先】を【お太鼓】の中に通して帯締めを締める時に、しっかりと締めることができます
そのコツを含めて、4回名古屋帯の練習をされたてんこさん。最後には【帯山】がすっきりと形よく決まった結び方をマスターされました
てんこさん、今月もありがとうございました!
またGW明けにお待ちしておりますm(__)m
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今日の着付け教室 〜めぐりんさんとの名古屋帯レッスン〜2009.04.29 Wednesday
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今日は午前中に、めぐりんさんが2時間レッスンに来て下さいましたレッスン内容は、
・長襦袢に簡易の【衣紋抜き】を縫い付け
・長襦袢〜着物の着方×1
・名古屋帯の結び方×3
・帯あげ・帯締めの結び方×3
でした
前回のレッスンから、長襦袢の衿合わせを着物ベルトでして頂いていました。腰紐で衿合わせをするよりも胸元が落ち着くようになられましたが、さらに安定させるために、簡易の【衣紋抜き】を縫い付けて頂きました(昨日の、リュウママさんのレッスンで画像をご紹介しています)
縫い付けが終わって、長襦袢〜着物までを一通り着付けて頂いた後、名古屋帯の練習に入りました。覚えておられる所までお一人で進めて頂き、手順や仕草に迷われた時に、衣乃が実演させて頂くという感じでレッスンをしました
後ろで”折り紙”のように折りたたん頂くところが、ちょっとややこしかったようでした。衣乃も、最初に教わった時は本当に混乱しましためぐりんさんは、衣乃の手付きと鏡ごしのご自分の手付きを見比べて、何度も練習をされました!
レッスンの最後には、すっと折りたためるようになられました
4〜5回、同じ着物に同じ名古屋帯を結ぶうちに、自分にちょうど良いな【手】と【タレ】の分量が分かってくると思いますめぐりんさんも、今日のレッスン終了後にはすごくキレイに結んではりました
めぐりんさん、名古屋帯の集中レッスン、お疲れさまでしたm(__)m
また来月のレッスンも楽しみにお待ちしております♪
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長襦袢の【衣紋抜き】に、着物ベルトを通して。 〜リュウママさんとのレッスンで〜2009.04.28 Tuesday
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今日は午後から、リュウママさんが3回目のレッスンにお越し下さいましたレッスン内容は、
・長襦袢〜着物の着方×2
・名古屋帯の結び方×2
・帯あげ・帯締めの結び方×2
でした☆
前回のレッスンの時、衣紋が少し詰まりがちになっておられたので、長襦袢の背中心に、腰紐で作った簡易の【衣紋抜き】を縫い付けてきて頂くようにお伝えしていました。なので今日は、その長襦袢の【衣紋抜き】に着物ベルトを通して着付ける方法で、練習をして頂きました
簡易の【衣紋抜き】は、通し口を2段にして頂きました。1回目に着付けた時は、着物ベルトを下の方に通して頂いたのですが、もう少し衣紋が抜けていた方が良さそうだったので、2回目には上の方に通して頂きました
【衣紋抜き】の通し口は、おおよそ衿の付け根から20cmくらいの所にあると都合が良いのですが、その人その人によって最適な位置が微妙に違ってくるので、難しいところです。。。何度も着て頂いて、ちょうど良い位置を見つけて頂くのが一番かなぁと思います
長襦袢がキレイに決まったところで、着物の着付けに移りました。今日は、紺地に大きな緑の葉柄が描かれているお着物をお持ちになられました♪おばあ様かおば様の物だそうで、「【身丈】と【裄丈(ゆきたけ)】が足りないかも・・・」と心配しておられました。
着付けて頂いたところ、腰紐をやや下の方で締めれば【身丈】の問題は解決しましたけれど【裄丈】はやはり短いようで、お手持ちの長襦袢が【袖口】から少し見えてしまっていました。こちらの解決方法は、長襦袢の【袖巾】を、幅の真ん中辺りで縫い縮めて頂く(袷(あわせ)仕立ての着物の下に着るので、見えないからOKです。夏着物の時は透けるので、オススメできません)か、着物の【裄丈】を伸ばして頂くか(いわゆる”裄出し”)かになりますと、お伝えいたしました。
名古屋帯と帯あげ・帯締めを2回ずつ練習した後の、リュウママさん。すごくキレイに着てはります【お太鼓】の【タレ】を上げる所を苦戦しておられたようですが、衣乃の動きをつぶさに観察されて、何度も練習をされ、最後にはちょうど良い【タレ】の長さで決めてはりました!帯締めもしっかりと固く、結んでおられました
リュウママさん、今日もありがとうございました
来週のレッスンでは、名古屋帯の【お太鼓】を作る所を集中的にレッスンさせて頂きたいと思います!
よろしくお願い致します<(_ _)>
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歌舞伎鑑賞教室で教わったこと 〜今年は、幕のお話〜2009.04.27 Monday
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先日、honoさんとご一緒させてもらった、南座での『歌舞伎鑑賞教室』。昨日で今年の公演は終わったそうなので、教わったことを少し書き留めておきたいと思います
とっても面白おかしく解説をされた桂九雀さん、今年は”幕”のことを中心にお話されました。
定式幕(じょうしきまく);黒・柿・もえぎの三色の幕のこと。江戸時代は歌舞伎の専売特許の柄だったそうです。(先日のブログの、【破風(はふ)】を写した写真に載ってます)
消し幕;見せたくないものを隠す・舞台からはける時に使う幕。この日、公演された『京鹿子娘道成寺』では、赤い幕が使われていました(でも何を隠してはったのか、覚えていません・・・何だったっけ??)。
揚げ幕:花道の奥にかかっている幕。劇場の紋が染め抜かれていました。カーテンのようになっていて、開け閉めする時に音が鳴るようになっています。⇒開いた時に、「○○屋!」と屋号のかけ声をかけるそうです
(幕の)振り落とし;かかっている幕がパッと振り落とされて、下手の方へはけていく様子(演出?)。幕の後ろには大道具さんがおられ、頭からバサッとかぶった状態でササササ〜と歩いて運んではるそうです。
それから、幕の色の”決まりごと”についてもお話をされました。
黒色の幕;夜を意味する。全体を支配するような感じがすることから、いわゆる”黒幕”という言葉が生まれたとのことです。
浅葱色(あさぎいろ)の幕;昼間を意味する。
紅白の幕;おめでたい事を意味する。『京鹿子娘道成寺』は、新しい鐘が納められたので供養をする日のお話だったので、紅白の幕がかかっていました。
幕のお話の他にも、”すっぽん”や”ちょんぱ”という言葉のこと、舞台が真四角であること(意外と奥行きがあってびっくりでした!)などを教えて下さいました
新しいことをたくさん教わって、楽しかったです歌舞伎のことを、もっと知りたいなぁと思いました。来年の『歌舞伎鑑賞教室』も、ぜひ行こうと思います
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気持ちを新たに、リニューアル。2009.04.25 Saturday
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昨年5月から始めたネットショップ縞・格子の着物と帯【枠 〜waku〜】が、無事に1周年を迎えられそうです月並みな言葉ですが、本当に皆さまのおかげだと実感しています。ありがとうございます
ショップの方でも予告させて頂いているのですが、1周年を機に、来月中旬頃にリニューアルをする予定です商品数を増やしたり、着付け小物の共同購入を開催したり、着物や帯のオークションもしていこうと張り切っています
そしてリニューアルをするにあたって、縞柄・格子柄だけにとどまらず、これ素敵!と思う商品もご紹介していくことにしました。
もちろん、大好きな縞・格子の着物や帯も引き続きたくさんご紹介したいと思っていますただ、「わぁ〜、このニュアンスがすごく良いなぁ」と思う縞・格子の着物は、反物だけで5万円以上するものが多かったり、仕立て上がりのポリエステル着物や帯の中には、なかなか見つからなかったりするのです。。。
いつか、オリジナルの縞や格子の着物と帯を作れるようになるまで、専門店はお預けにすることにしました(^^ゞ
もっと身近にお着物を楽しんで頂けるように、ショップもブログもがんばっていきます!!どうぞ、よろしくお願い致します!
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着物の【袖丈】よりも、長襦袢の【袖丈】の方が長い場合は。。。 〜めぐりんさんの場合〜2009.04.24 Friday
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今日は午前中に、めぐりんさんが5回目のレッスンに来て下さいましたありがとうございますレッスン内容は、
・長襦袢の着方(着物ベルトで胸元を留めるやり方で)×3
・着物の着方×3
・名古屋帯の結び方×2
・帯締めの結び方×2
でした
めぐりんさんが練習用にお持ちになられているお着物は、すべてお義母様のものだそうで、めぐりんさんよりもやや小柄な方とのことです。なので、【身幅】がやや狭く、【衣紋抜き】が付いていない長襦袢をめぐりんさんがお召しになると、胸元が開きがちになっておられました。そこで、”着物ベルト”を長襦袢の衿元に留める方法をお伝えさせて頂きました
長襦袢がキレイに着付けられると、着崩れもしにくくなりますし、何より着心地が良いですものね☆めぐりんさんも、「(胸元が落ち着いて)ぴったりしますねぇ〜」と言っておられました。
それから今日は、紺地に赤の横段がモダンなウール着物を持って来られました。ウールなので【単衣(ひとえ)仕立て】なのですが、赤の柄の所が”裾ふき”のように見えて、【袷(あわせ)仕立て】のようでした(写真では、肝心な所が切れてますが…)
このウール着物は、お手持ちの長襦袢よりも【袖丈】がやや短いものでした。お召しになると、着物の袖の中で長襦袢の袖がダブってしまいます
このような時には、
長襦袢の袖底部分を、【内袖】側(=前側)に折り返しておいて下さい
と、お伝えしましたそう言えば、着物を仕立てる時にも、袖底の縫い代は【内袖】側に倒すように習いました。けれど詳しい理由は知らないので、また和裁士さんに確認しておこうと思います!
着物の着付けに、かなり慣れてこられためぐりんさん。【衽(おくみ)】のラインが上下揃っていて、おはしょりの具合も完璧です名古屋帯を2回練習して頂いた後に撮らせて頂いたのですが、ほとんど着崩れてはりません!!
めぐりんさん、今日もありがとうございました。
来週は、名古屋帯の結び方を中心にレッスンさせて頂きますね♪
よろしくお願い致しますm(__)m
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スカーフで【替え袖】作り(8) 〜完成しました!〜2009.04.23 Thursday
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ようやく、スカーフで作る【替え袖】が完成しましたぁ〜〜yamadaさん、お待たせを致しましたm(__)m
先日のブログで、マジックテープの付け方が難しいとぼやいておりましたが、和裁士さんに相談したところ、「一本取りで、半返し縫いで良いですよ」とアドバイスをして頂きましたありがとうございます!
マジックテープは、【替え袖】側・【半襦袢】側ともに5ヶ所に縫い付けました。【替え袖】側は横向きに、【半襦袢】側は縦向きにして縫い付けました。これも和裁士さんからのアドバイスで、「こうすると、【裄丈(ゆきたけ)】が違う着物にも対応できますよ」とのことでした
今回、yamadaさんの【替え袖】をスカーフで作らせて頂いて、いろいろと勉強になりましたありがとうございました
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歌舞伎鑑賞教室へ行ってきました!2009.04.22 Wednesday
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今日はhonoさんと、南座で催されている歌舞伎鑑賞教室へ行ってきました今年で17回目となる恒例の催し物だそうで、桂九雀(かつら くじゃく)さんが「南座と歌舞伎」について解説された後、上村吉弥(かみむら きちや)さんが白拍子を演じる「京鹿の子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)」の演目も見られるという、歌舞伎初心者には嬉しい企画です
honoさんと衣乃が座っていた、前から3列目の席の上辺りにある屋根、【破風(はふ)】。建物の中にある屋根なので、実用性はありません。これは、昔は見物人の方には屋根がなく、青空劇場だった名残なのだそうです
今週末まで開催されているので、詳しいお話は書かずにおきますが、解説・演目ともに、ほんとにとっても面白かったです
honoさんも衣乃も、歌舞伎が身近に感じられたお出かけでした
この後、三条京阪にある『穀菜健美cafe(こくさいけんび かふぇ)』さんで、”穀菜ランチ”を頂きました
鯖のトマトソース煮
はんぺんと水菜のサラダ
ささみとエビとアスパラのわさびマヨ和え
玄米/五穀米
和風ミネストローネ/季節の具沢山胡麻味噌けんちん汁
茄子と胡瓜の自家製お漬物
衣乃は玄米&けんちん汁を選びましたふっくら炊けていた玄米と、ごろごろと大きめに切られた野菜がたくさんで、美味しかったです!
honoさん、今日は誘って下さってありがとうございました
今度はぜひ、歌舞伎を見に行くのにご一緒して下さい♪
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肌着は色っぽく&アイロンがけと補正道具作り 〜sisiさん、soraさんとtakaさんとのレッスンで〜2009.04.21 Tuesday
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[着付け] ブログ村キーワード
今日は午前中にsisiさんが1時間の着付けレッスンに、午後からはsoraさんとtakaさんが着物のお手入れ&補正道具作りのレッスンにお越し下さいました
sisiさんとのレッスン内容は、
・肌着・長襦袢・着物の着方×2
・伊達締めの締め方×2
・腰紐の【二度からげ結び】×3
をさせて頂きました
sisiさんはご自分で着付けをされるのですが、着物の着方や帯の結び方のコツをお知りになりたいとのことで、レッスンにお越し下さっています
今日も、肌襦袢⇒長襦袢⇒着物と、手際良く着付けをされていらっしゃいました着付けの様子を拝見した後に、衣乃がコツとしてお伝えしてさせて頂いたのは次の3点でした
・長襦袢の衿合わせの際、より胸元に添うように着物ベルトを使用して頂くこと
(お手持ちの長襦袢の【身幅】がやや狭めでしたので、長襦袢の衿をクリップで留められて、背側のゴムでひっぱってくれる着物ベルトが役に立ちます!)
・腰紐はしっかりと締めて頂くこと
(腰紐は腰骨の少し上辺りを通し、”交点(おへその真後ろ辺り)”に近いところでキュッと締めると、ちょうど良い加減に締まります)
・肌襦袢は色っぽく着て頂くこと
(着物を着た後で首すじから覗かないように、肌襦袢の衿ぐりが下着の肩紐辺りまで開くように色っぽく着付けるのがコツです☆)
コツを意識しながらもう一度着付けて頂いたところ、着物を着るのは久しぶりとのことでしたが裾の合わせ方やおはしょりの整え方がとてもお上手で、コツもすぐに体得されていました
sisiさんは日本刺繍を習われているそうで、ご自分で刺繍された半衿を付けておられました!素敵です〜
sisiさん、今日はどうもありがとうございました!
次回のレッスンからは、帯の結び方のコツもお伝えさせて頂きたいと思います。
また来月、よろしくお願い致します<(_ _)>
☆'゜★゜'・'゜☆☆'゜★゜'・'゜☆☆'゜★゜'・'゜☆☆'゜★゜'・'゜☆☆'゜★゜'・'゜☆☆'゜★゜'・'゜☆
午後からのレッスンでは、soraさんと”アイロンのかけ方”を、takaさんと”補正道具の作り方”をさせて頂きました
soraさんは、「収納していた羽織にシワがよってしまったので、自分でアイロンをかけたい。けれど、変なシワを作ってしまいそうで、ちょっと怖くて…」と、おっしゃっていました。そこで、羽織を裏返し、当て布をして、ドライで、中〜高温のアイロンを当てて下さいとお伝えして、衣乃がお手本としてアイロンを当てさせて頂いた後、soraさんご自身にアイロンかけをして頂きました。
takaさんは、「この機会に補正道具を作りたいです」とのことでした。そこで、フェイスタオル2枚+靴紐(!)1本を使って腰周りの補正道具を、フェイスタオル1枚+晒(さらし)25cmくらい+靴紐1本を使って、お尻の上のくぼみ部分を補正する道具を作って頂きました
soraさん、takaさん、今日もありがとうございましたm(__)m
また着物のお手入れやお道具のことでご要望がございましたら、おっしゃって下さいませ
次回は、着付けのレッスンをよろしくお願い致します!
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【ブクログ】始めました☆2009.04.19 Sunday
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[読書] ブログ村キーワード
Web上で自分の本棚が持てる【ブクログ】を始めてみました衣乃は本を読むということが好きなので、いろんなジャンルの本を読むほうだと思います。それで、読んだ本の覚え書きができる【ブクログ】は楽しそうだなぁと思いました(*^。^*)
ひとまず、このブログでも紹介している着物&和なこと(和食や和のお稽古や、和の雑貨など・・・)に関する本だけを集めた、衣乃らしい本棚にしていこうと思います!
ブログパーツもあったので、さっそく左下の方に貼り付けました☆本棚に入れる本を探していたら、たっくさん読みたい本が出てきて、楽しみ半分・困った半分です(笑)
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