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第三回 きもの文化検定(2008年10月26日)2008.06.29 Sunday
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今年の秋も、きもの文化検定が行われますね!
↓↓↓ 公式HPはこちら ↓↓↓
http://www.kimono-kentei.com/
2008年10月26日(日)に、全国14の試験会場で行われるようです
衣乃は一度も受験していないので、5・4級から受験することになります今年は着付け教室の生徒さんも、興味を持たれているようですので、一緒に合格すべく、勉強会をしていきたいと思っています♪
新しく発売される公式テキストはないようなので、すでに購入している2冊のテキストをくまなくチェックしていこうと思います近々発売される、『きもの用語の基本』は見てみたいなぁ〜
ちなみに、こちらのページに5・4級の模擬試験が載っています!
http://www.kimono-kentei.com/trial/index.html
あと、『まざせきもの検定〜K子と学ぶ〜』のページの【ブログテーマ一覧】にも”検定初級 直前練習問題”が載っていますめざせをまざせと書いてしまったK子さんが、頑張って勉強されている様子がイイ感じです☆
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縞と格子の浴衣セット SALE♪2008.06.28 Saturday
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衣乃がWEB担当をしているネットショップ、縞・格子の着物と帯【枠 〜waku〜】で、浴衣セットのSALEを開催しています♪♪♪
浴衣+半巾帯のコーディネート2点セットが、3,040円〜お求め頂けます☆(一番お安い浴衣でも、生地がしっかりしているのでかなりお得です)
縞や格子のすっきりした浴衣がお好みの方は、見てみて下さいね
”普段着物+名古屋帯の時にも使える帯飾り”付きの、浴衣3点セットもあります(*^。^*)
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浴衣の着付け 〜コツ5 胸紐はふんわり☆伊達〆はキリッと!〜2008.06.26 Thursday
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[浴衣] ブログ村キーワード
いよいよ、浴衣の着付け<シンプルなテキスト版>の最終ステップ、ステップ5のコツをご紹介します!
5.胸紐をかけ、伊達〆をしめたら着付け完了!!
コツ5 胸紐はふんわり☆伊達〆はキリッと!
おはしょりが整って衣紋が抜けたら、あとはその状態を保つために、【胸紐】と伊達〆できっちりとおさえておきます
【下前】のおはしょりを折り上げておさえる方法もあるのですが、浴衣は木綿地ですべりがわるいので、折り上げない方がスッキリすると思います☆今回の着付けのコツのお話は、折り上げない方法で進めますね
胸紐をかける時は、ぎゅうぎゅう締めずに、ふんわりとして下さい
紐を横方向に引っ張って締めると、みぞおちの辺りが苦しくなってツライので、両脇でひと締めして下さいね!手順は、胸紐の中央辺りを両手で持ち、アンダーバストの位置で両脇辺りに胸紐を当てます。紐で浴衣をおさえるようにしながら、両手を脇から後ろへ回し、後ろで手を入れ替えて紐を交差させて、再び両脇まで持ってきます。
そしてここで初めて、ひと締めします!
脇をしめて、小さく押忍(オッス)!と、こぶしを前に突き出すようにして締めて下さい♪
すると、背中の辺りで紐が締まった感じがすると思います☆あとは前で軽く結び、余り分を【からげて】おいて下さいね。
そして、背中と前のシワをのばして両脇の後ろ辺りにまとめておきます。
それからもう1点!(^o^)丿
紐はアイロンを当ててから結んだ方が良いですよ1度結んだ紐はくしゃっと細くなっているので、体に食い込みやすくなります。胸紐にする腰紐は、平らで幅広の方が苦しくないです!アイロンの温度は、素材に合わせて下さいね!低温〜中温くらいでサッとで大丈夫です!
着物ベルトを使われる時には、長めに調節して止めて下さいね!止める位置は、アンダーバストより7〜8cm下辺りが良いですよ☆
伊達〆は、キリッと結んで胸元を安定させて下さい
ゴム製の伊達〆は、前から当てて後ろでマジックテープを止めて下さい。後ろの位置が上がってしまって、帯を結んでからも見えてしまう場合がありますので、前の位置を気持ち低めにして下さいね!
ポリエステル製やナイロン製の伊達〆は、胸紐と同じような手順で締めてみて下さいオッス!まで進み、前でひと結びしたら、余り分を逆方向にねじって、からげて下さい。からげる際も、上に出た余り分は下から上に引き上げるようにしてからげ、下に出た余り分は上から下に引き抜くようにしてからげます。常に逆方向へ交差させるようにして、紐が緩まないようにします
いよいよ正絹の伊達〆ですが、まず、両手で伊達〆の下部分を持ち、前に当てます。この時、両手の甲と親指以外の4本指を、お腹にくっつけるようにしておきます。そして後ろまで回したら手を入れ替えて、交差させて持ち替えます。ここがちょっと、ややこしいかもしれません右手が持っている所を左手で持って、左手で持っている所を右手で持つように、片方ずつゆっくり持ち替えてみて下さいね
下側になった方の手だけを、脇まで持ってきておさえておきますこの時、伊達〆を体から離さずに、手の甲で背中をなぞるようにすると、伊達〆が緩まないんですよ♪そして、上側の手からいったん伊達〆を離します。すると、自然に伊達〆が裏返りますので、裏返った状態で背中になでつけるようにして、上側の手も脇まで持ってきます。
ここで、両脇でオッス!です(*^^)v
その後は、前でひと結びして、余り分を逆方向にねじって、からげて終了です!!
これで、浴衣の着付けが完成です\(~o~)/ 参考になれば幸いです☆
半巾帯の結び方のコツもご紹介していきますので、また遊びに来て下さいね〜♪
<<用語解説>>
【胸紐】腰紐を胸部分にかけるので、そう呼びます。
【からげる】紐を結び、その紐の端をからみつかせて1本のような状態にすること(衣乃の説明です)
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”つなぐ”ということ(ドラマ『おせん』より)2008.06.25 Wednesday
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昨日、ドラマ『おせん』が最終回を迎えましたね。
いつもに増して、おせんさんの着物姿のバリエーションが多かったと思います紺と白の太めのボーダー柄の浴衣(かな?)や、深いグリーンにカラシ色が効いている縞の着物や、パッと華やかな赤と白の縞の着物などなど…。ほんとに、蒼井優さんは着物が似合いますねぇ〜あと、由紀さおりさん演じる元女将の竹柄の着物も素敵でした☆
それに、大きな羽根が描かれた着物で『姿のない何かを痛む気持ち…』を表したり、『青い鳥が飛び立とうとしている帯を締めて、女将としての凛とした気持ち』を表したりと、着物ならではの楽しみも盛りだくさんでした♪
衣裳も存分に楽しませてもらいましたが、ドラマの内容も、フム…と考えさせられるものでした。
おせんは老舗料亭の女将なのですが、ドラマの要所で、女将という仕事は”つなぐ”ことだと、元女将から教えられていました味や技を、次の世代へつなぐ。大切にしたいことだなぁと思いました。
着物を含めて、和の暮らしの良さを体感して、実践して、つないでいけたらいいなぁと思います。
ちょっと真面目なお話でした(^_-)-☆
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浴衣の着付け 〜コツ4−2 衣紋をキープ!(姿勢と着付けと裏技と)〜2008.06.24 Tuesday
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[浴衣] ブログ村キーワード
浴衣の着付け<シンプルなテキスト版>のステップ4のコツ、二つめをご紹介します!
4.おはしょりを整えて、衣紋を抜く
衣紋が詰まってきてしまって困ります…というご意見をよく聞きます。着物を着る場合には、長じゅばんに【衣紋抜き】を縫い付けてそこに胸紐を通すことで、解決することが多いです。でも、長じゅばんなしで1枚で着る浴衣には、衣紋抜きを付けられないのでどうしたものか…
コツ4−2 衣紋キープ!(姿勢と着付けと裏技と)
着付けのテクニックや裏技の前に、姿勢を見直してみるのもいいですよ
i.で衣紋を抜く時に、顔を上げて正面を向いて、肩を落として胸を開いてみて下さい!そして、浴衣を着た時は背筋を伸ばしたまま、腰で動くように意識してみて下さい☆
例えば、振り返る時は首だけを後ろに向けるのではなく、肩を後ろへ開くような感じにします。また、物を落とした時にしゃがむ時は、腰をまっすぐにしたまま膝を折って片膝をつくような感じです(^_^)
姿勢を意識すると胸元がぐずっと緩んでしまうのも防げますし、写真に写る時もキレイに見えますよそしていつもより、衣紋が抜けたままキープされている時間が長くなっていると思います
それから次は、衿合わせを深めにしてから衣紋をしっかり抜き、胸元や肩周りを体になじませるように、浴衣の上からなでつけて着付けてみて下さい
のど元が隠れるくらい衿を深めに合わせた方が、衣紋が抜けやすくなりますよ♪そして、胸元や肩周りが体になじんでいると、浴衣が体から浮いていないということなので、衣紋もそのままキープされやすくなるんです
最後に裏技ですが、これからご紹介するのは美しいキモノ(204号・2003年)のウケウリなので、あまり大きな声では言えません…
『ゆかたの場合は直接補助紐をつけてもよいでしょう。衣紋抜きのループの位置を参考に、衣紋をぬいて身八ツ口から紐を出し、前で結ぶと衿元が安定します。』
先日ご紹介した、女優の熊谷真美さんの裏技にも似ていますね(*^^)v
それから、”衿がくたっとならないために、掛衿の縫い目を少しほどき、衿芯を差し込むとよいでしょう”とも書いてありました。
ただこれは、できない場合もあるんです【地衿(じえり)】の上に掛衿を縫いつけてある浴衣の場合はできますが、生地代を安く上げるためか、地衿をちょっとつまんで掛衿っぽく仕上げてある浴衣の場合だと、差し込めないので、ほどく前に生地を触って確かめて下さいね
<<用語解説>>
【衣紋抜き】衣紋を抜けたままの状態にするために、長じゅばんの衿の付け根に垂らしておく布のこと。腰紐を通すループがいくつか付いている。
【地衿(じえり)】いわゆる衿の部分。左右の衿先から衿先までをさす。
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浴衣の着付け 〜コツ4-1 おはしょりは、底をなぞる〜2008.06.23 Monday
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[浴衣] ブログ村キーワード
浴衣の着付け<シンプルなテキスト版>の、ステップ4のコツをご紹介します!【おはしょり】を整える方法&【衣紋(えもん)を抜く】方法は、着付けの難所ですよね2つのコツをご紹介しますので、試してみて下さいね(^。^)
4.おはしょりを整えて、衣紋を抜く
まずは、おはしょりを整えて衣紋を抜く手順から☆
e.左右の【身八ツ口(みやつぐち)】から両手を後ろ側に入れ、後ろのおはしょりを整える。
↓
f.いったん両手を抜き、右手で上前の衿(左衿)の【掛衿(かけえり)】を、左手は再び身八ツ口から前側に手を入れ、下前の衿(右衿)の【掛衿】を持つ。
↓
g.交差した両手を、漢字の八の字を書くように斜め下に引き、衿を打ち合わせる。両手は衿部分をすべらせながら、胸元からウエスト辺りまで持ってくる。
↓
h.再び右手も身八ツ口から手を入れて、前のおはしょりを整える。
↓
i.両手を抜き、外側から背縫い辺りを両手で下に引き、衣紋を抜く。
<<用語解説>>
【おはしょり】お端折がなまったと言われている。自分の身長よりも長く仕立てられた女性の着物を、裾丈を合わせて着る時に折り返す部分のこと。
【衣紋(えもん)を抜く】女性の着物の後ろ衿部分を引き下げて、うなじをみせる着方のこと。
【身八ツ口(みやつぐち)】女性の着物特有の、両脇部分の開きのこと。
【掛衿(かけえり)】胸元から首回りは衿が汚れやすいので、それを防ぐために掛けられたもう一枚の衿のこと。時代劇で、下働きの女性が真っ黒の掛衿をしている。
コツ4-1 おはしょりは、底をなぞる
おはしょりを整えられる時って、ドンドン!と手刀をおとされるようにされる方が多いように思います。着付けの解説書の中には、”おはしょりの底部分をたたくような感じ”と記述してあるものもあります。
そうやってもある程度は整うのですが、後ろのおはしょりをドンドンし過ぎると前のおはしょりが上がってきちゃったり、前のおはしょりの脇部分は、手刀で整えにくかったりします
そこで衣乃がご提案するのが、おはしょりの底をなぞるということなんです
折り紙をイメージしてみて下さい!折り目をつけたい部分は、折ってから指先を使ってなぞりますよね☆着物のおはしょりを整える時も、そんな感じで手の甲と手の平を使って、おはしょりの底をなぞってみて下さい(*^。^*)
e.で後ろのおはしょりを整える時には、手の甲を背中にぴったりと付けた状態のままで、背中から両脇に向けて、おはしょりの底をなぞって下さい。優しくなぞるだけで、大丈夫です!!
そしてh.で前のおはしょりを整える時には、手の平をお腹にくっつけた状態でなぞります。この時、両脇に向かうにしたがって、指先を下に向けることがポイントです両脇部分のおはしょりの底は、小刻みに指先を上下させながら、なぞります。
どうでしょう…??
キレイに整いましたでしょうか?
前のおはしょりの方が、後ろよりも整えにくいと思います。衿の打ち合わせがあるので、g.の所でなるべく衿元を平らにしておくのが重要になってきますg.の所でも、手を体から離さずに、小振りな動作で、脇をしめ、八の字を書くことを意識してみて下さいね!
試してみて、よく分かないなぁと思われる所は、お気軽にメールでお尋ね下さいませ(^o^)丿 ⇒kimono@yk.ciao.jp
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訪問着の着付け 〜ikuyoさんの場合〜2008.06.22 Sunday
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今日は午後から、ikuyoさんが来られました!お友達の結婚式の二次会に参加されるとのことで、【単衣(ひとえ)】の訪問着をお着付けさせて頂きました
淡いグリーン地に涼しげなススキが描かれた単衣の訪問着は、ikuyoさんの叔母さまの着物だそうです☆いつもより髪型も大人っぽくセットされて、しっとりした感じですよね〜ウールの着物の時はキュートな感じだったので、新たなikuyoさん発見!です
ピンク色の絽の帯が、訪問着のススキの穂の色に合っていて素敵です!そうそう、ススキの穂の色は白い部分もあったのですが、【上前】の所だけ白色の上に刺繍が施されていて艶がありましたこういうちょっとした手間がかけられているのを見るのが、着物の楽しみの一つだなぁと思います♪
先ほどikuyoさんから、”着崩れなく、無事に終わりました”とメールを頂きましたありがとうございました!!二次会に出席されたみなさんからは、着物姿が珍しがられたそうですきっと着慣れた姿で、ひときわ会場に華を添えられていたのだと思います(*^。^*)
また来月のレッスン、楽しみにお待ちしていますね
【単衣(ひとえ)】反物1枚で仕立ててあるもの。着用時期は、厳密には6月と9月のみ。
【上前(うわまえ)】着物の左側部分。着た時に、帯から下が見える方です。
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浴衣の着付け 〜コツ3-2 腰紐の通り道〜2008.06.21 Saturday
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[浴衣] ブログ村キーワード
浴衣の着付け<シンプルなテキスト版>の、ステップ3のコツ、2つめです!
3.裾を合わせて腰紐を結ぶ
こちらでご紹介した、腰紐を結ぶ手順のd.のコツです☆
コツ3-2 腰紐の通り道
着物でも浴衣でも、腰紐を結ぶという動作は要です腰紐の位置や
結ぶ力加減で、着心地の良し悪しの大半が決まっちゃうくらいです。だからこそキッチリ結びたいのですが、なかなか難しいですよね
だって、着物の合わせ部分を崩さないように押さえつつ、前から紐を回して後ろで交差させ、キュッと締めてまた前まで持ってきて結ぶ。しかもその腰紐は、整っていないおはしょり部分で隠れて、よく見えなくなっているのに…
そこで、腰紐を手に取る前に、腰紐の通り道を作ってあげて下さい
具体的には、たぶっているおはしょり部分を前後とも左手で下からなで上げて、腰紐が通る位置をキレイに整えて頂きたいのですこの時、おはしょりを引っ張り上げるのではなく、なで上げるというのがポイントです☆
左手だと右後ろ側まで手が回りにくい時は、右腰骨に左手を当て直して右手でなで上げてみて下さい!慣れるまでは、せっかく決めた裾合わせがずれることもあるかもしれませんが、頑張ってみて下さい
このコツを実践して頂くと、腰紐が通しやすくなってキッチリと締めやすくなりますし、おはしょりやお尻部分もキレイに整うことにもつながるんですよ〜
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浴衣の着付け 〜コツ3-1 脇をしめて顔を上げて、裾合わせ〜2008.06.20 Friday
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浴衣の着付け<シンプルなテキスト版>の、ステップ3のコツをご紹介します!ステップ3と4は重要なので、コツも2つずつありますよ〜
3.裾を合わせて腰紐を結ぶ
まずは、裾合わせと腰紐を結ぶ手順です(^o^)丿
a.(まっすぐはおった浴衣を)正面で【衿先】を合わせて衿を持ち、もう片方の手で【背縫い】を持って、裾がくるぶし辺りになるまで引き上げる。
↓
b.両手で衿先から10cmくらい上の部分を持ち、【上前】をいったん前で合わせ、右太ももが隠れる位置に調節する。
↓
c.上前を静かに90度開き、【下前】の【褄先】を少し上げて前で合わせ、下前の衿先を押さえるようにして上前を重ねる。
↓
d.右腰骨の辺りで右手で浴衣を押さえ、左手でとった腰紐を前から後ろへ回し、後ろで交差させて前へ回してきてしっかりと結ぶ。
<<用語解説>>
【衿先】両衿の先っぽのこと。はおった時には、かなり下にきています。
【背縫い】背中にまっすぐ通った縫い目のこと。背骨にそわせます。
【上前】着物や浴衣の左側部分。着た時に、裾部分が見える方です。
【下前】着物や浴衣の右側部分。着た時に、腰から下は見えない方です。
【褄先】衿先側の、両端部分です。着た時は、上前側しか見えません。
コツ3-1 脇をしめて顔を上げて、裾合わせ
さてようやくコツです。裾合わせを一度で決めるのってなかなか難しいですよね丈が短くなり過ぎたり、長くなり過ぎたり、はたまた、裾が広がってしまったり…
その原因として考えられるのが、
・脇がしまっていないこと
・顔が下を向いてしまっていること
なんです。
そこで、bとcの動作の時には脇をしめて下さい!”小さく前にならえ!”という感じで、自分のウエスト辺りに両肘をつけたまま、裾合わせをしてみて下さい☆
そうすると、最初に合わせた裾丈の位置のままで裾が合わさります
浴衣でも着物でも、体になじませるように着ることがキレイな着姿につながりますので、動作を小振りに、脇をしめることを意識してみて下さいね(*^^)v
続いて、aからdまで、全て顔を上げて動作をして下さい!
着付けをしている時は、裾丈がどうなっているかとか、下前と上前がちゃんと合わさっているかとか、気になってついつい下を向いてキョロキョロしてしまいますよね着付けが終わると裾が前上がりになっていたり、腰回りが緩んでしまったりするのは、そのせいなんです!
気になるのを我慢して顔を上げて、目線だけを下に向けてみて下さい(^_^)ほら、人に着付けてもらう時って、顔は正面を向いていますよね☆それを思い出しながら、着付けてみて下さい
裾まで映る鏡をお持ちなら、鏡ごしに見て着付けるとイイですよなければ、裾丈をくるぶしに合わせるのを見届けた後、その位置で脇をしめておき、顔を上げて次の動作に移って下さいね。
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浴衣の着付け 〜コツ2 肌着は色っぽく、浴衣はまっすぐ〜2008.06.19 Thursday
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[浴衣] ブログ村キーワード
浴衣の着付け<シンプルなテキスト版>の、ステップ2のコツをご紹介します!
2.肌着を身につけた上に、浴衣をはおる
コツ2 肌着は色っぽく、浴衣はまっすぐ
浴衣用の肌着としては、ワンピース型肌着がよく出回っています。上下がつながっているのでとても着やすいですよね
肌着を着る時にもコツがあって、色っぽく着るということなんです
色っぽくって言われても、白い木綿の肌着だし…???と思われるかもしれませんねそれはつまり、肩・首周りを開けて着るということなんです☆浴衣の衣紋(えもん)をぬいた時に、首周りに白い肌着が見えていると魅力が半減しますので、どうぞ肌着は色っぽく着て下さい!
・紐をきつく縛り過ぎないこと
・デコルテ部分を大きく見せるようにすること
を意識してみて下さいね
なお、肌襦袢+裾除けという肌着を身につけられる時にも、肌襦袢の首・肩周りをゆったりと着ることを意識してみて下さい!
洋服を着る時って、肩周りや首周りを詰め気味に(前下がりにぴったりと)して、腰回りをギュッとしぼって着られる方が多いと思いますが、着物を着る時は上半身は後ろへゆったりと、腰回りも締めすぎずに着る感覚で着て頂いた方がキレイに着られるんですよ
続いて、浴衣をはおる時はまっすぐにして下さい
”まっすぐ”と言うのは、浴衣の背中心が背骨にぴったりと合っている状態のことです。最初にはおる時にいがんでいると、裾合わせが上手くいかなかったり、おはしょりが綺麗に整わなかったりする原因にもなるんですよちょっと意識して頂くだけで後の着付けが楽になりますので、ぜひお試し下さいませ♪
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