-
着付けのコツ2006.07.12 Wednesday
-
今日は午後から、室町教室で着付けレッスンをしました。
来て下さったMさんは、着物でお食事会に行かれることが多いそうです。
ですからご自分でも着物は着られるのですが、着付けのコツを教えてほしいとのことでした。
Mさんのお悩みは・・・。
・おはしょりの前部分と右脇部分がきれいに整わない
・裾の丈が一回できれいに決まらないことが多い
まずはMさんに、ご自身で着物を着ている姿を観察させて頂きました。
そうすると、
・前のおはしょりが2枚重ねたままで、両脇まで落としきっておられないこと
・伊達締めを締める前に、背中と脇のしわの処理をしていないこと
・裾を合わせる時に、両手の位置が上りすぎていて丈が短くなっていること
という点が原因だと分かりました。
それをお伝えして、直し方を説明しながら衣乃が着せ付けをしました。
Mさんは「こんなに楽なんですね。ぴったりと体に沿う感じがします。」と
おっしゃって下さいました
その後、衣乃も着物を脱ぎ、長襦袢から一緒に着る練習をしました。
帯枕の上げ方も、Mさんは前かがみになって上げてらっしゃったのですが、
衣乃が「背中を反るようにして上げてみてください。」と言うと、
「着物のイナバウワーですね!!」
こうして、楽しくレッスン時間が過ぎていきました♪
-
浴衣の着付け教室2006.07.10 Monday
-
今日は浴衣の着付け教室に3名の方が来て下さいました!
アキレス犬さん宅に、ドコモダケさんとしいちゃんさんが来られてレッスン開始
3時間で浴衣の着付けをマスターしよう!という内容です。
浴衣の着付けで初心者の方が悩まれるのは、以下の5点が多いと思います。
1.裾の決め具合はどれくらい?
2.衣紋の抜き加減や衿の合わせ具合は?
3.おはしょりの整え方は?
4.帯がゆるんでしまうのだけれど・・・
5.帯の形作りがきれいに決まらない
これらを克服するため、3時間みっちり浴衣漬けになりました
前半の1時間半で、3人とも浴衣の着付け手順はカンペキにならはりました。
裾の決め方は3回目の練習できれいに”くるぶし丈”に決まり、おはしょりの整え方も、2回目以降はずっときれいにできてはりました!
衣紋は着付けの動作をしているうちにも、どうしても詰まってきてしまうものですが、伊達締めを締めた後にでも衣紋が抜けるコツをお教えすると、
「これで着崩れても直せる!」と、みなさん喜んでおられました☆
お茶を頂いて休憩した後、後半の1時間半を帯結びに費やしました。
ゆるまずに帯を結ぶコツを説明しつつ、”文庫結び”と”貝の口結び”を1回ずつ練習しました。そして、3人の浴衣と帯の感じを見て、衣乃がそれぞれ似合いそうな帯結びを提案させて頂き、練習することにしました。
アキレス犬さんには、”矢の字”
ドコモダケさんには、”一文字”
しいちゃんさんには、”片流し”
それぞれ個別に練習して頂いたのですが、アキレス犬さんの帯が長すぎたり、ドコモダケさんの帯が張りがありすぎたりして、いまいち決まりが悪かったのです・・・。すみません
そこで、3人ともに”割り角出し”の基本をお教えして、それぞれの帯の質・色に合わせてアレンジをしてもらうことにしました〜(^_^;)
何度も何度も練習して頂いて、最後には、みなさん納得できる帯結びができたようで、その帯結びの形を写真に収めておられました! 良かったです♪
今日は本当に、ありがとうございました!!
ぜひ、浴衣でお出かけをしてくださいねそして写真を見せて下さいね!お待ちしています☆
-
真如堂の月釜で、お薄デビュー。2006.07.09 Sunday
-
着付け教室の元生徒さんの、Kさんから「お茶会に行きませんか?」という
メールを頂きました
それで今日の午前中、真如堂での月釜に参加させてもらいました!
実は5月末に伊右衛門のお茶会に参加したのですが、それは”お煎茶”の
お茶会でした。だから”お薄”や”お濃”のお茶会に参加するのは初めてで、作法も持ち物も何も分からず、Kさんにおんぶにだっこ状態で付いて行きました・・・。
着物は小紋で名古屋帯で大丈夫ということだったので、ベージュ地の小紋に白の羅の名古屋帯を締めていきました。
Kさんと朝8時半に東山駅で待ち合わせ、タクシーで真如堂へ。受付を済ませてKさんに[懐紙][茶扇子][黒文字]をお借りして、待合室に。そこで[会記(その日使われるお道具の銘柄が書かれた紙)]を拝見しました。
待つこと20分程で、いよいよお席に案内して頂きました!
今日は立礼式のお茶会だったらしく、イスとテーブルが置かれていて、衣乃はちょっとホッとしました。(足がしびれたらどうしよう?と思ってたので)
お点前が始まり、亭主の方と正客の方が会話をされる中、お菓子が回ってきました。そのお菓子、先ほどの[会記]に”願い星”と書かれてあったのですが、本当にお星様が入っていたんですよ
そしてお薄が運ばれてきて、お茶碗の正面をはずしておいしく頂きました!
いわゆる”お茶碗を2回くらい回してから飲む”という動作です。やってみると、意外にスムーズにできました。
その後、お茶碗やお道具を拝見させて頂き退室して、衣乃のお薄デビューは無事終了しました!
-
今日の着付け教室の様子2006.07.07 Friday
-
今日は朝から夕方まで、6名の方が着付け教室に来て下さいました!
とても有り難いです。m(__)m
朝一番は、たかさんとそらさんです。お二人ともお子さんがいらっしゃって、”七五三や入・卒園式に自分で着物が着られるようになりたい”とのことでした。今日が初レッスンだったので、まずは入門編として浴衣の着付けをレッスンさせて頂きました
最初に衣乃がお手本をお見せした後、三人で着てみました。それから衣乃がお一人ずつに浴衣を着せ付けをして、その様子をお互いに見て頂きました。
自分の後姿って鏡で見てもなかなか分かりにくいものなので、お二人以上でレッスンに来て頂いた時には、お互いの着せ付けられている状態を見て頂いています
このレッスンで、背中のしわの取り方や衣紋の抜き方を理解して頂けたようでした☆
続いて、Aさんとお母様のSさんが9回目のレッスンに来て下さいました。
そう、今回は【テスト】でございます!!
長襦袢を着た状態まで用意をして頂いて、よ〜いドン!
結果は・・・。
Aさんは15分、Sさんは11分で、普段着の着物に名古屋帯を結べるようになられました〜〜〜
お二人とも、教室に入ってきた時は緊張した面持ちでしたが、テストが終わるとホッと緩んでおられました。 テストなんて、久しぶりですものね衣乃も師範の試験の時には、大・大・大緊張しました・・・。
次回からは、来月の浴衣でお出かけに向けて、浴衣の着付けレッスンですね!
夕方からは、バービーさんといずみさんが来て下さいました。4月からレッスンして頂いているバービーさんが、前回から妹のいずみさんを誘って来て下さっています
バービーさんは、名古屋帯の結び方の4回目。手順はだいたい覚えて頂けたので、帯揚げと帯締めのきれいな結び方をお教えしました。バービーさんはいつも熱心に、何度も練習しておられます。いよいよ次回は総復習をしようと思っています♪
いずみさんは2回目なので、長襦袢の着方のレッスン。衣紋をしっかり抜くことと、打ち合わせを深めにすることを重点的に練習して頂きました!
いずみさんは、「ん〜〜?」と首をかしげながら何度もやり直しておられました。
衣紋抜きがついていない襦袢では、衣紋を抜いた状態のまま前を打ち合わせるのが、結構難しいものです。特に軽い生地や、繰り越しが少ない仕立ての長襦袢は、衣乃も「決まらな〜い」と困ることがあります。
どうやって気持ち良く着て頂くか、次回までにもっといろいろ考えてきますね!
-
室町教室に初の生徒さん(^o^)丿2006.07.06 Thursday
-
今日は室町の出張着付け教室で、初めてレッスンをさせて頂きました
生徒さんは友人のmiuさんで、”祇園祭や花火大会などで浴衣を着たい!”と
買ったばかりという浴衣を持ってレッスンに来てくれました。
miuさんの浴衣は、黒地に花柄が描かれていて大人っぽく着こなせそう
まずは、衣乃がmiuさんに浴衣を着せ付けました。仕立て上りのその浴衣は、小柄なmiuさんにはサイズが大きかったです。身幅は「おくみの巾」分くらい余ってしまって、身丈も、おはしょりが帯下から20cm近く出ていました。
そこで、余った分をあらかじめ折り返して巻き込む着方と、下前のおはしょりを三角に折り上げる着方をお教えして、何回か練習してもらいました。おはしょりの処理が難しい様子でしたが、3回目にはうまく身頃を巻き込めるようになられて、特に裾の決め方はもうバッチリでした!!
次回は、半巾帯の結び方をいくつかレッスンする予定です
あの浴衣だったら、”片流し”や”一文字”の結び方がいいかなぁ・・・。
<<レッスン後>>
久しぶりに会ったmiuさんと、レッスン後にちょこっとビールを飲みに行きました とっても楽しかったで〜す♪
-
雑巾2006.07.05 Wednesday
-
最近、床の拭き掃除を”床クイッ○ル”ではなく、雑巾でしています。
雑巾がけをすると、部屋の隅や家具の裏側にたまった汚れがよく見えます
こんなほこりの中で生活していたのか!! と、ショックを受けました。
いつもは古いタオルを雑巾にしているのですが、活躍度数がめっきり減ってしまった洋服の古着を雑巾にしよ!と、ハサミを入れようとした、その時。
痛そう・・・。
今まで着ていた服なので、自分の体も傷つきそうな感じがしたんです。
着物の古着だったら、縫い目をほどく
という感覚なので、物を大切にしている感じがします。形も四角いので、雑巾にはぴったりですもんね
改めて、洋服と着物の違いを感じた昼下がりでした。
-
三室戸寺のあじさいが、満開でした。2006.07.02 Sunday
-
今日は友人Hさんと、宇治の三室戸寺へあじさいを見に行ってきました!
朝はどしゃ降りだったので、”完全防備”で行かないとダメかな・・・?と
思っていたのです。が、友人Hさんが車を出してくれて、お昼前には雨も
やんでいたので、クリーム色地にオレンジの桔梗が描かれた絽の小紋にピンク色の紗の博多帯を角出しに締めて、防水加工済みの紗の羽織と替え足袋を持ってお出かけしました
衣乃は初めて訪れたのですが、友人Hさんは毎年必ずあじさいを見に来るそうです。
三室戸寺に一歩足を踏み入れると、その気持ち、分かる!という感じでした
本堂までの谷間に、色とりどりのあじさいが広がっていました。しかも、朝に雨が降ってくれたおかげで、あじさいは生き生きとして見えました☆
かたつむりが葉っぱの上をゆっくり歩いていて、何だか懐かしい気持ちがしました。
<<画像のこと>>
実は衣乃のデジカメが壊れちゃったので、今日の画像は友人Hさんにお願いしました。また後日、アップします♪
一面のあじさいです!
かたつむり
< 前のページ | 全 [1] ページ中 [1] ページを表示しています。 | 次のページ > |