午後からの
sugarさんとのレッスンは、浴衣の着付けを2時間させて頂きました!
今日は半巾帯の結び方で、”形”をひとつマスターして頂くことを目標にレッスンを始めました
まずは肌着から浴衣の着付けまでを、衣乃と一緒に復習してから、もう一度一人で練習をして頂きました。腰紐を締めた後の状態の時に、【下前】が前から見えていたので、その直し方をアドバイスさせて頂きました
・右手で腰紐を体から少し浮かせておき、左手を【身八ツ口】から入れて【下前】の衿を持って斜め上に引き上げて下さい!
こうすると、【下前】の裾が斜めに引き上がって、前から見えなくなります。この時に、右手で腰紐を体から少し浮かせておくのがポイントです!!浮かせておかないと、【下前】の衿を引き上げると同時に【上前】も引きずられて上がってしまうんです…
浴衣をご自分で着付けられた後、一緒に半巾帯の結び方の練習に入りました。【矢の字】結びや
【割り角出し】結びをしてみたのですが、帯幅を開いた結び方だと帯のシワがちょっと気になる(木綿の帯だから、余計に折りシワが目立つのかもしれません…)とのことで、しっくり来ないご様子でした。
そこで
【一文字】結びをご提案させて頂いたところ、気にいってもらえたので、残りの時間でこの”形”をマスターして頂くことになりました♪
【一文字】結びは、
【文庫結び】と同じように【手】を上にしてひと結びした後、【タレ】の幅を半分にして羽根を作ります。羽根の作り方も、【屏風たたみ】と【巻きだたみ】があるので、それぞれを一回ずつ練習して頂きました。
sugarさんのお気に入りは【屏風だたみ】だったので、その方法で【一文字】結びを何回か練習をして頂きました
【タレ先】のアレンジもいろいろ試して頂きました。
羽根を徐々に小さくたたんで、【タレ先】をひっくり返したアレンジ。帯がオレンジ×緑でコントラストがはっきりしたリバーシブルなので、【タレ先】がポイントとして映えますね!
少し休憩をはさんだ後、もう一度、浴衣から半巾帯までを復習して頂いて、レッスン終了となりました。
今日もありがとうございましたm(__)m
繰り返しの半巾帯の練習、お疲れさまでした。
どうぞ、浴衣でのお出かけを楽しんできて下さいね
♪
<<用語解説>>
【矢の字】半巾帯の結び方の一つ。【タレ】を上にひと結びする時に【タレ先】を引き抜かずに残しておき、残りの【タレ】と【手】で【貝の口】のような結び方をする。
【屏風たたみ】結び目の根元から、【タレ】を屏風のようにたたんで羽根を作る。【タレ先】が一番外にくるので、【タレ先】のアレンジが自在。
【巻きだたみ】【タレ先】から、一定の幅で【タレ】を巻き込んでいき、羽根を作る。【タレ先】が羽根の中に収まるので、羽根がかっちりと決まる。